河村のうえん株式会社は、２０２３年３月に設立したばかりですが、もちきびの栽培は父の代から続き長生村で３５年以上前から栽培をしております。
初めて、もちきびを食べた時の美味しさは、小さい頃の私でも鮮明に覚えてます。
トウモロコシみたいな甘い味、もちもちとした食感。飲み込む時に感じた旨味・・・『何これ？』と母親に聞いた事を、今も覚えてます。
今年も食べたいから作って！！お手伝いするからお願い！と親にお願いして栽培して貰って・・・気が付けば３７年も経ったんですね～
毎年、もちきびの成長を見てたので、収穫時期も判断出来る様に経験を積んでたようです。
父が他界した後も、昔と変わらず品質を保てるのは、幼少期からの経験のお陰です。
雑草作業が暑くて大変ですが『美味しい、きびの為!!』と雑草に栄養取られない様にと子供の頃から草取りしてましいた。
きび苗は雑草との区別が、目が慣れないと難しいんです。
よく似た雑草が、また良く生えるんですよね～
小さい頃の私は、全然見極め出来なくて『あっ・・・きびが根っこに付いてる。やっちゃった・・・』と、心を痛めてました。
もちきびの栽培は難しい と言われるのは、雑草との見極めでしょうか・・・？
今の私が難しいと感じるのは、収穫時期です。
毎年、穂の状態を見て、天気予報とにらめっこして、天日干しの期間も計算して・・・もう頭パンパンです。
小さい頃から、数学苦手だったんで影響出てますね（汗
台風発生なんて言われちゃうと、ドキドキです。
それでも毎年、自然栽培にこだわり安全で美味しい雑穀もちきびを栽培していきます。
自然栽培は、お米や野菜も同様に実施してます。
農薬不使用なだけでなく、化学肥料も使用せづ、天然の素材を利用して土づくりをして栽培してます。
安全で美味しい野菜やお米を大事な家族に食べさせたいと願う人の為に、作り続けます。
初めての離乳食に、弊社のお米を食べて頂いたら『美味しいらしく、ガツガツ食べるんです。』と感想を言って頂いた時は、赤ちゃんにも認めて貰えた様で嬉しかった。
もちきびは、お米に入れて炊くだけでなく普段のお料理に取り入れられるので、レシピも今後アップして行く予定です。
