2023年ハッピーヒル栽培記録

晩生品種(ハーピーヒル)
5/17(水)天候・晴れ 気温25℃
田植えが無事、終わりました。



今回、植えたのは無農薬栽培でも病気に強い『ハッピーヒル』という品種です。

以下HPより引用にて説明させて頂きます。

ハッピーヒルは
終戦直後、ビルマの奥地から日本兵が持ち帰った長稈多粒のモチ種と、日本の穂重型の品種を交配して、福岡正信氏が1986年に固定。ハッピーヒルの名は「福岡」の直訳。本種は、福岡正信生誕百年祭で愛媛に招かれた野口勲が、ご遺族から頂いた種籾を、野口種苗スタッフが増殖されたものになります。

 

河村のうえんは自然栽培は基本で、尚且つ美味しい物が作りたいので、無農薬でも陸稲でも育つという強い品種を選びました。

余分な、肥料は使わないので、土の養分だけで育ってもらいます。

根張りの良い丈夫な苗作りをして田んぼからの栄養分をしっかり吸収して、旨味が増す事を祈ってます。

根張り良ければ多少の嵐にも負けず倒伏しないで耐えてくれるはず。

去年のコシヒカリで、実証済なのでハッピーヒルにも期待します。

当初は、今年新規開拓した畑を、一部陸稲用に使う予定でしたが、春に田んぼの空きが出たので、有難く使わせて頂きました。

初めての田んぼで、水管理もこまめに見ないといけないので、気が抜けないですね。

『美味しい!!』と、食べた人に言って貰える様に、日々精進!!


そして、1ヶ月後・・・

それなりに成長してくれたのですが、相当美味しかった様です・・・

遠慮なく、食べられました~( ;∀;)

これも自然栽培の宿命…(;^_^A

ここの田んぼは用水路からの水が全く入らなく、この猛暑続きで心配です。

陸稲でも育つ生命力に期待しながら見守ります!




更に、猛暑続きで1ヶ月以上雨が降らず・・・

雑草は、遠慮なく生えて来ます。
水がない田んぼ・・・恐ろしい程、草が生えます。

他の農家さんも口を揃えて言うのが『今年は草の伸びが早い!異常!』と。
私も、それは思ってました(;´∀`)
除草剤も使わないハッピーヒルの田んぼは、2週間でボーボーです。

これじゃ、上手く育たないよ~と、心が折れそうになります。



しかし、ハッピーヒルは、凄い!!!
全く水が無くても、日照り続きの猛暑でも、頑張って生きてます!


なんと!!出穂してきました~( *´艸`)
これから更に、穂の粒が大きくなる為に、花も咲いてる~♬

カメムシ被害に遭ってる粒が黒くなって、悲しい現実も有りますが、
今後の成長を見守ります。





稲刈前↓

黄金色の穂が特徴的です。


見慣れない穂に『何を栽培してるの?』と結構聞かれましたね~





手前がハッピーヒルの穂です。

4月から手掛けた田んぼで、土づくりをする時間もなく田植えしたので正直・・・
収穫すら出来ないと思ってたので、この穂の姿に対面できるとは奇跡です!!

ハッピーヒルの生命力と、自然の力に感謝します。


せっかくだから、はざかけの天日干しで食べたいと考えてたのですが、台風接近の天気予報に急遽コンバインで刈りました( ;∀;)
晩生だと、天候もそんな時期になるんだ・・・と深く反省💦




初めての栽培で、改善点が沢山あります💦
次は、陸稲にチャレンジしたいと考えてます。
準備は着々と進めてますよ~

育ってます♪

麦の後に植える予定
雑草対策だの、色々なメリットがあるようです。




ハッピーヒルの玄米の粒は小ぶりですが、ころんと丸くて可愛い感じです。
粘りは少なくクセがないあっさり味
噛んだ後に豆の様な味と甘味が出て、玄米好きの方は好きな味だと思います。
私、個人的には好きですね♪

米の味が濃いです!!

豆腐に例えると・・・
うちの作ってるコシヒカリが絹豆腐で、ハッピーヒルが木綿豆腐って感じです。
噛むと味がじわ~っと。
ここも個人的な例えなんでご了承下さい。



食べ比べが出来るって贅沢だわ~

河村のうえんの米は旨い‼が定番になるように
これからも精進します😊




更新すっかり忘れてました( ;∀;)
成長できる様に気を付けます💦

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