まず、どんな芋なの?て思いますよね。
シモン芋はブラジル原産でインディオの秘薬(薬イモ)といわれてきた白いサツマイモのことです。
サツマイモと一緒でヒルガオ科の植物になります。
朝鮮人参のような根を持ち、土壌の成分を全て吸収してしまうので、同じ畑では連作ができません。
万が一、農薬や化学肥料・除草剤を使用したら、使ったもの全てを吸収してしまいます。
数年は、他の農作物が育たないと言われるほど、大地の栄養を吸収してしまう芋です。
自然栽培でなければとても危険ですよね!
その為、普通のサツマイモや野菜と比べ栄養成分が非常に多く、食物繊維・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンC・βカロチン・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンP・ナイアシン・カルシウム・マグネシウム・葉緑素・レシチン・鉄・イノシトール・パントテン酸・葉酸・リグニンなど、豊富な栄養素を含有しているスーパーフードです。
味は、サツマイモのような甘さは無いので、お料理やお菓子作りなど幅広く使えます。
身近な食材に例えると、ほんのり甘いジャガイモに近いと思います。
味噌汁にも合います。
茹でてサラダや、色んな味のスープにも合います。
シモン芋は、葉の裏側の葉脈を見ると紫色をしています。
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収穫前の葉を確認した時の写真です。
綺麗な紫色です◎
収穫したイモを日光に当てるとこのイモ特有の白い皮肌と乳液は緑色に変色することから葉緑素を持っていることが解ります。
ちょっと欠けてしまった所から、乳液が出て日光に反応して緑色に変色してます。
これが、葉緑素が含まれてる証です。
葉緑素とは?
植物細胞の葉緑体の中にあり、光合成を行う上で、なくてはならない緑色の色素。
この「クロロフィル(葉緑素)」は胃や腸の運動を活発にしてくれるので、便秘解消などに良いと言われています。 鉄分の摂取と同様の効果により貧血にも良いと考えられています。
葉緑素の前段階物質のポルフィリンが含まれてるのもシモン芋の特徴です。
※鉄と結合しヘモグロビンやミオグロビンのような生物学的に非常に重要なヘムを形成する役割があります。(※weblio辞書より一部引用)
そして、普通のサツマイモと違い、芋づる式に収穫出来ないのが特徴です。
手で土を掘っていくと、やっと芋が出てきます。
そして、くねくね曲がってるから・・・
途中でポキッと割れちゃったり💦
どこまで伸びるのか・・・・・?
こんなに長いとは・・・・(笑)
離れた所の栄養を求めて伸びた様です・・・
そして、この先に芋が出来てたりします。
凄い生命力を感じる芋です!!
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